紅白錦鯉のぐい吞み

先月4月19日の日テレ「ぶらり途中下車の旅」で旅人の望月理恵さんが弊工房を訪れていただきました。その際お買い上げいただいたものと同じ「紅白錦鯉のぐい吞み」のお問い合わせが多く、品切れ状態になってしまいましたので、新たに制作を開始しました。

次の写真は、紅白錦鯉の石膏型に色付けして焼成した直後の段階ですが、これから石膏型を取り出して、そこに魚体の白いガラスを入れて再焼成し、その後1枚ずつ曲げ落としてぐい吞みの形にする「サギング」焼成を行います。冷めたら、削って磨いて出来上がりなのですが、4個全てが完成するのは来月中旬になりそうです。石膏型も紅白の模様も全て手作り、手作業なので、同じようではありますが全て異なります。（零細家内工芸の哀しさで大量生産はできず、また、同じものは作れません(苦笑)）

制作は大変ではありますが、拙作にご興味を持っていただけるのはありがたいことですし、それも上記番組でとり上げていただいたお陰であり、全ての皆さまに心から感謝いたします。

拙作でお酒をより愉しんでいただければ幸いです。